日本財団 図書館


 

種機関に配置されている。
統合型ロジスティクス管理システム(ILMS)
20. インド海軍では、手続き上のボトルネックをなくし、スペアの識別に関して発生する各種の問題を排除するため、「統合型ロジスティクス管理システム」(ILMS)を導入している。このシステムの構築にあたっては、士官たちで構成される特別プロジェクト・チームがソフトウェアを開発するとともに、ボンベイ、Vizag、およびCochinの供給センターとデリーの海軍司令部ならびに各種のリペア機関を統合することとなった。このILMSが完全に稼働するようになれば、在庫管理における大きな質的変化、そしてスペア購入資金の最適利用が実現されることになるはずである。
スポーツとアドベンチャー
21. スポーツとアドベンチャーは、今年も海軍ライフにおける1つの重要な部分として位置づけられている。海軍に働く人々は、セーリングやトレッキング、いかだやバイクによる遠征旅行、環境研究合宿、walkathome、Microliteラリー、高所ダイビング合宿など、多種多様なアドベンチャー活動に参加している。セーリングにおいて卓越した技能をもつHDMotiwala中佐とPK Garg少佐は、Rajiv Gandhi Khel Ratnaセーリング優秀技能賞を授与されている。
福利厚生
22. インド海軍では、エイズの防止と家族計画プログラムを最優先課題として掲げ、これらの問題に全力で取り組んでいる。現在までに各部隊において実用可能レベルのデータベースが構築されており、また家族計画の推進に対する手厚い報奨制度が提供されている。
海軍士官ポストヘの女性の登用
23. インド海軍では1992年に初の女性士官が誕生して以来、女性士官の数が着実に増えてきている。これらの女性士官たちは最初は教育、法律、ロジスティクス等を担当する士官として採用され、一定の経験を積んだ後で徐々にATC士官として登用されている。今年は10名の女性士官が海軍に採用されている。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION